見積書の諸経費の計算表(無料Excel)
工事の見積書に入れる諸経費を計算するExcelです。民間工事でよく使う「直接工事費×率」でまとめる形と、共通仮設費・現場管理費・一般管理費等に分ける形を並べてあり、どちらも直接工事費と率を入れるだけで計算されます。
諸経費の計算表の中身(全シート)
ダウンロードできるExcelを、そのまま表示しています。上のタブでシートを切り替えられます。
| 諸経費の計算表 | ||||
| 工事名 | 作成日 | |||
| A. 率でまとめて出す(民間の工事でよく使う形) | ||||
| 項目 | 基にする金額 | 率(%) | 金額 | 備考 |
| 直接工事費 | 見積書の明細の合計を入れる | |||
| 諸経費 | ||||
| Aの工事価格(税抜) | ||||
| B. 内訳に分けて出す(共通仮設費・現場管理費・一般管理費等) | ||||
| 項目 | 基にする金額 | 率(%) | 金額 | 備考 |
| 直接工事費 | Aと同じ | |||
| 共通仮設費 | 仮囲い・現場事務所など | |||
| 純工事費 | 直接工事費+共通仮設費 | |||
| 現場管理費 | 現場の管理にかかる経費 | |||
| 工事原価 | 純工事費+現場管理費 | |||
| 一般管理費等 | 本社の経費と利益 | |||
| Bの工事価格(税抜) | ||||
| Bの諸経費の合計 | 共通仮設費+現場管理費+一般管理費等 | |||
| C. 率に入れずに積み上げる経費(必要なときだけ) | ||||
| 項目 | 単価 | 数量 | 金額 | 備考 |
| (空欄があと3行つづきます) | ||||
| 積み上げの合計 | ||||
| 率はすべて例です。自社の過去の工事の実績(諸経費÷直接工事費)から決めるのが基本です。公共工事では、国の積算基準に率の決め方があります。 | ||||
| 諸経費の計算表 | ||||
| 工事名 | 〇〇ビル3階 事務所内装改修工事 | 作成日 | 2026年10月17日 | |
| A. 率でまとめて出す(民間の工事でよく使う形) | ||||
| 項目 | 基にする金額 | 率(%) | 金額 | 備考 |
| 直接工事費 | 1,737,500 | 1,737,500 | 見積書の明細の合計を入れる | |
| 諸経費 | 1,737,500 | 10 | 173,750 | 例の率 |
| Aの工事価格(税抜) | ¥1,911,250 | |||
| B. 内訳に分けて出す(共通仮設費・現場管理費・一般管理費等) | ||||
| 項目 | 基にする金額 | 率(%) | 金額 | 備考 |
| 直接工事費 | 1,737,500 | Aと同じ | ||
| 共通仮設費 | 1,737,500 | 3 | 52,125 | 例の率。仮囲い・現場事務所など |
| 純工事費 | 1,789,625 | 直接工事費+共通仮設費 | ||
| 現場管理費 | 1,789,625 | 8 | 143,170 | 例の率。現場の管理にかかる経費 |
| 工事原価 | 1,932,795 | 純工事費+現場管理費 | ||
| 一般管理費等 | 1,932,795 | 10 | 193,279 | 例の率。本社の経費と利益 |
| Bの工事価格(税抜) | ¥2,126,074 | |||
| Bの諸経費の合計 | 388,574 | 共通仮設費+現場管理費+一般管理費等 | ||
| C. 率に入れずに積み上げる経費(必要なときだけ) | ||||
| 項目 | 単価 | 数量 | 金額 | 備考 |
| 駐車場代(1日) | 1,500 | 20 | 30,000 | 例の単価 |
| 資材の小運搬(1回) | 15,000 | 2 | 30,000 | 例の単価 |
| 交通費(1日) | 2,000 | 20 | 40,000 | 例の単価 |
| 積み上げの合計 | 100,000 | |||
| 率はすべて例です。自社の過去の工事の実績(諸経費÷直接工事費)から決めるのが基本です。公共工事では、国の積算基準に率の決め方があります。 | ||||
| 諸経費の計算表 | |
| 配布元 | 積算フクロウ(FUKULO/合同会社商陣) https://sekisan.fukulo.com/templates/ |
| シート構成 | 「記入用」(空欄)・「記入例」(書き方の見本)・「説明」の3枚です。 |
| 使い方 | 「直接工事費」に見積書の明細の合計を入れます。AかBのどちらかの形を選び、率(%)を入れると諸経費と工事価格が出ます。日数や回数で決まる経費は、Cの表に単価と数量を入れて積み上げます。 |
| 自社に合わせて直すなら | 使わない形(AかB)は行ごと消して構いません。積み上げの項目は、自社でよく出る経費に直してください。 |
| 気をつけること | 記入例の率と単価はすべて「例」です。自社の実績から率を決めてください。数式のセルは上書きしないでください。 |
| ご利用にあたっての注意 | 無料でお使いいただけます。社内での利用・改変・印刷は自由です。この様式そのものの再配布・販売はご遠慮ください。記入例の会社名・物件名・金額・率はすべて架空です。記載内容の正確さは利用者の責任でお確かめください。 |
| 更新日 | 2026年10月17日 |
| 積算フクロウについて | 図面のPDFから拾った数量を、そのまま見積書にできる積算・見積のクラウドです。見積の承認印も見積書の画面で押せます(承認とハンコはスタンダード以上のプランで、購入の受付は準備中です)。期間制限なしの永久無料プランがあります。https://sekisan.fukulo.com/ |
実際の画面:諸経費の計算表のExcel。社名・人名は架空です。印刷はA4・余白10mmに合わせてあります。
諸経費の計算表を使う場面
- 見積書の諸経費をいくらにするか決めるとき
- 元請に諸経費の中身を聞かれたとき
- 率に入れにくい駐車場代・小運搬を別に積み上げるとき
諸経費の計算表の項目と書き方
| 項目 | 書き方 |
|---|---|
| A. 率でまとめて出す | 諸経費=直接工事費×率。いちばん簡単な形です。 |
| B. 内訳に分けて出す | 共通仮設費=直接工事費×率、現場管理費=純工事費×率、一般管理費等=工事原価×率と、順に積み上げます。 |
| C. 積み上げる経費 | 駐車場代・交通費など、日数や回数で決まる経費を単価×数量で足します。 |
諸経費の計算表を図面から作るときに
Excelで拾うときは、紙の図面に色を塗りながら寸法を読み、電卓で計算して表に写すのが一般的です。積算フクロウ(順次公開中)では、図面のPDFで縮尺を合わせて面積・長さ・個数を拾うと、部屋ごとの積算に並び、そのまま見積書にできます。下は図面積算の画面です(サンプルの図面)。

諸経費の計算表のよくある質問
諸経費は何%が普通ですか?
工事の規模・種類・会社で違い、決まった率はありません。自社の過去の工事で「諸経費÷直接工事費」を出しておき、それを基に決めるのが基本です。記入例の率は例です。
諸経費を値引きの調整に使ってもいいですか?
諸経費を0にすると、現場の管理や会社の経費を見ていない見積に見えます。値引きは「出精値引き」として別の行に書くほうが、中身が伝わります。
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